Moeru Series

萌えるシリーズ アウトライン

萌える®シリーズがどのようなものか、アウトラインを紹介します。

萌えるシリーズとは?

出版業界に与えたインパクト

プロジェクトタイムマシンの「萌えるシリーズ」は、昨今の出版市場に於ける「アニメ・漫画ふうのキャラクタ(イラスト)を起用した一般書・解説書」のブームを創ったシリーズです。 賛否両論はあったにしても、それまでの解説書・参考書とは一線を画す書籍を創り出し、出版業界に大きなインパクトを与えました。

プロジェクトタイムマシンの「萌えるシリーズ」以後、類似した体裁の書籍が数多く出版されるようになり、プロジェクトタイムマシンはひとつの「書籍ジャンル」を確立するに至りました。そこには、ある意味で功罪があるのも事実です。

外見軟派で中身は硬派

「イラストで売ろうとしているだけの書籍」という賛否両論の「否」に当たる評価を覆す「萌えるシリーズ」のメインコンセプトです(中をご覧頂かないとお分かり頂けないのが残念ですが)。

「萌えるシリーズ」は、アニメ・漫画ふうのオリジナルキャラクタを使用しており、一見軟派な印象を与えるかもしれませんが、詳細な解説が最大の特徴です。

また、「活字離れ」が叫ばれて久しい現状にあって、「文字(文章)を読んで欲しい」という願いから、本文の文字を小さくすることで一般的な同体裁の書籍の数倍のボリュームを盛り込んでいるのもシリーズ初期の特徴のひとつでした。
こうした試みは一定の役割を果たし、現在はキャラクタの特徴をより活かした会話形式を採用するなど常に新しいコンセプトを掲げてチャレンジしています。

バラエティ豊かな読書様態

独立した個性としてのオリジナルキャラクタの起用も特徴のひとつで、主題と関わらせることでより親しみやすく、より内容に厚みを持たせます。
文字(文章)主体且つ限られた紙幅にあって、可能な限りのイラストや漫画、あるいは図版を用いています。

さらにマニアックな用語解説、蘊蓄等も萌えるシリーズの特徴で、現行の構成に於いては「詳細な解説・マニアックな用語解説・独立した個性としてのキャラクタ」三位一体の全く新しいタイプの書籍となっています。

プロジェクトタイムマシンとは?

萌える®シリーズをプロデュースし、 現在の出版市場に於ける「漫画・アニメふうのキャラクタを起用した一般書・解説書」のブームを作った伝説のプロジェクトです。
プロジェクトタイムマシンはどこかに事務所を構えているなど物理的な様態の組織ではなく、様々な才能を持つ独立した個性の連帯とでも云うべき極めてゆるやかな組織です。換言すれば「おにいちゃん(代表者)と愉快な仲間たち」といったところで、プロジェクトごとに主要メンバが異なります。
研究分野はコンピュータ、ネットワーク、テレコミュニケイション、法律、SF、アニメイション、漫画、ゲイム、サブ・カルチュア、音楽、歴史、科学など多岐に亙ります。